【42日目】

葉隠「小泉っちは……うん、今かなりの傷心モードだべな」

葉隠「今までの積み重ねと発熱騒ぎの時の行動と、とにかく色んなもんが噴火した後で大分心も体も疲弊しきった状態だ」

葉隠「……確かにどう接したらいいのかわからんって気持ちはわかるべ」

葉隠「けど、小泉っちは狛枝っちの事を嫌いになった訳じゃねえ。必要なのは、心を癒す時間なんだ」

葉隠「一番手っ取り早い攻略法はもちろん小泉っちだけを選ぶ事だけど、それが出来ないっていうのならあとは下手な事を言わずただ今までと変わらず傍にいてやる……正直な話、それくらいしか方法はないべ」

葉隠「あとはまあ……みんなでもう一度話す、というか、過ごす時間を作ってみるとかな。『みんな』が揃ったらどんな事になるのか改めて一度確認してみた方がいいんじゃねえか?」

葉隠「それで特定の誰かを選ばない環境がどういうものなのかもう一度理解して、やっぱり無理そうだと諦めるかどうするか考えられるんじゃねえかな」

葉隠「でもまあ、そんなのはいきなりハードかもしれないっていうのなら、まずここは一度初心に返って小泉っちと普通に一緒に遊びに行ったりするのがいいんじゃねえべかな。例えば思い出の場所に行ってみるとか……」

葉隠「とりあえず今のところは……これくらいが関の山だな。焦らずじっくりっていうのも大事だべ」

葉隠「小泉っちとの仲を取り持つのに重要なラッキーアイテムは、シルバーリング、キルリアンカメラ、ジャパニーズティーカップ、百年ポプリ、イン・ビトロ・ローズ、仮装のコンパクトと出ているべ!」